2011年3月31日木曜日 10:48

IAEAの「福島・飯舘村についての見解」を聞いて,思う

CS放送で次のニュース「 TBS:福島・飯舘村、IAEA避難基準超す数値」を拝見した。

これに類似した「スポット的に放射線量率が高い地点」は文科省のデータでも見て取れる。また原子力安全委員会の「風の影響をいれた放射線量率の分布の試算」でも非等方的な分布が示されている。

このような現象が積み上がって来ているのにも関わらず,官房長官はいまだ「半径30km円内」に拘っている。あまりにも「自らの無誤謬性」に捕われすぎていないだろうか。冷静に事実を認め,住民の健康に対して安全サイドに運用を切り替える時点に来ていると思う。

と同時に,現在「緊急避難命令なり自主退去」をされている方々には,「フィルタ付きのマスク」,「帽子,長靴,簡易コート」を支給し,警察車両でエスコートして各自の家までお連れし,1hr程度の時間を区切って,再度避難所までエスコートするといったサービスは国家の責任でする必要はないのだろうか。

地元の方々に対する畏敬の念があれば,首相指示ですぐにも出来ることではなかろうか。

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