2011年3月30日水曜日 11:20

事実が判明して来ても,市民は驚かないぞ。

昨日はトレンチ(塹壕)という部分に総計1万3千トンという放射性物質をおびた水が確認されたという。ここにいたって,今朝のTVでは,「炉の5重の遮蔽が崩れ去った」と報道している。

私は,少なくとも「1F2のサプレッション・チャンバー付近の爆発音」「3−18に,1Fから30km西北に高濃度放射線量率の観測」とから,少なくとも1つの炉がシビアな事故をおこしていると考えていた。

むしろ政府は「定量的な確定証拠は無いが,大規模事故に発展する可能性があるので,半径50kmまでの住民は原則として退去するようにお願いする。住民の方々の生活保障は政府が責任をもつ。個人的な持ち出しは,天候と原発の状態を見て警察のバスで地区毎に帰るように手配する。酪農家の動物は近県に分散手配を行う。」といった声明をだしてもよいと思う。

また,福島原発での作業には「自衛隊の放射線専門の部隊」を作業に投入する段階にきているのではなかろうか。

どうように他の電力会社の原発の半分を停止し,その半分の従事者の方々を福島原発の従事者のバックアップとしてお願いできないものだろうか。

これらの方々には,今朝のニュースで「造血幹細胞」を作業前に採取しておく事で,おもわぬ高放射線量を被爆した場合の治療が効果的に行えるという医師団の会見を報道していた。国からのサポートをするべきと思うがどうだろうか。

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