2011年3月21日月曜日 11:17

CSの報道番組と会見番組

私の所は長い事,iTSCOMというCATV経由でTVを見ていました。その結果,自然とCSの報道番組;
  • 朝日ニュースター
  • TBSニュースバード
  • 日テレNEWS24 
で,しばしば会見番組を多数は意見しました。「報道の加工」が無くて,生な本音が垣間見える感じが多かったです。

ところが,大震災の少し前にNTTのフレッツ光&フレッツTVに移行したので,上記のCSが見えなく成っていました。地デジやBSが奇麗に見える事で満足していました。

でも,大震災に誘発された福島原発のについての「地デジやBS」の報道は,掘り下げ不足であるように感じました。そこで先週の土曜日,03-19に,リモコンのCS放送を押してみると「スカパーe2」の16日の無料体験があったので申し込みました。昨日,先に述べた3つの報道番組の会見番組を見て唖然としました。

昨日(03-20)見たのは「保安院」の会見でした。さも通常の発表のように,
  • 格納容器の圧力が上がって来たので,気体の放出をする。
  • 通常はサプレッション・チャンバー(圧力抑制室)を経由したウェット・ベントをするが,
  • それが巧くいかない場合,ドライ・ベントを試みる。
といった驚くべき計画をご説明されていました。これが「地デジやBS」などでは,記者団はあまり追求しないのだが...。幾ら何でも「国民の安全を保全する為の機関の方の発言かな」と思いました。でも,すぐに記者団は次から次に「此の計画が引き起こすであろう問題点や,そのような状況を必要とする根拠」について質問をされました。その結果,会見者はしばらく調整をする事となり,席を立たれました。

私は,オンラインの計測データなどチェックしたり,他の用事が出来てこの番組のフォローは出来ませんでした。 しかし今日(03-21)の東芝の会見では「原因不明だが圧力の上昇は停止したので,ベントは中止する」というものでした。

此の場合,本当に大事なのは「圧力の上昇の原因」をある程度詰める様な事や,その上昇上限をどう考えているかなのが説明されることです。場合によれば,「ベントの危険を押しても,より大きな事故を抑制する可能性が大きい」という事なら,記者団も国民もその判断を静かに見守ると思われます。

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