2011年6月19日日曜日 19:55

溶融塩型原発のウィキペディア資料

「FLiBe」で検索していたら,「Molten-Salt Reactor Experiment: Wikipedia」にぶつかった。

まだ日本語版が無いようだな。勉強も兼ねて眺めてみるか。

ところが,「溶融塩原子炉:ウィキペディア」 があった。

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  1. 開始 2011-06-19 19:55
  2. 追加 2011-06-19 20:29
17:27

古川和男・著「原発安全革命」,その2

この本を図書館から借用したあとに,自分のWikiサイトに執拗な攻撃が起こったために其の手当で時間が潰れた。借用の延長をしようとしたが次の予約が入っていて駄目。アマゾンから購入しようとしたが,数週間かかる模様。慌てて拝見した。

古川さんの考え方は直裁であるうえに,「ポスト東電フクシマを模索する我が国」だけでなく,「エネルギーに枯渇に対処するべきなアジア・アフリカ・南米の諸国」,そして「軽水炉型原発の使用済み燃料の処理に喘ぐ先進諸国」にとって,大事な枠組みを提供するものと思われる。

本来ならば,国会に古川さん,古川さんの共同研究者を招致して,「溶融塩型原子炉システム」についての説明を求めるべきだろう。しかし,現状の国会では実質的な論議をする人材が居るとは思えない。

民間の団体が中心になって,
  • 『「溶融塩型原子炉システム」を考える市民会議』を立ち上げて,
  • 個人から「会議の運営資金」を調達して,会議を開き,
  • その会議の世界に向けた中継費用を有料で取り,今後の運営資金をえる。
と思い切った方法論でも持ち出さないと,大震災からの復興にまぎれてしまうのではなかろうか。

「溶融塩型原子炉システム」は一通り拝見し,必要箇所はスキャンしたので,自分の理解をチェックする為に,インターネットとか図書館で確認してみたい。

スキャンした図面だけは下記に引用させて頂きます。

左:Fig.2 p139,右:Fig.1 p138
Fig.3 p141

Fig.4 p149
Fig.5 p154

Fig.6 p155

Fig.7 p157

Fig.8 p163 

Fig.9 p169

左:Fig.11 p189,右:Fig.10 p188

Fig.12 p195

左:Fig.14 p197,右:Fig.13 p196

Fig.15 p201


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開始 2011-06-19

2011年6月18日土曜日 11:47

ゲーツ国防長官の辞任

TVのニュースでちらっと拝見したので,インターネットで調べるうちに,
という記事を拝見した。米国においても官僚組織が政治家の制御に従わないという事を示している。まあ,これは世界共通なのかもしれないが,それでも;
ゲーツ長官は、戦地から帰還した米軍負傷兵が陸軍病院で劣悪な治療環境に置かれていた問題を新聞がスクープしたことも挙げ、「国防総省が私に話さない問 題を教えてくれた」と語り、都合の悪いことは報告したがらない官僚と軍の体質を最後にちくりと批判した。(2011/06/17-14:29)
と言われる「米国のジャーナリスト」には敬服する。

我が国のジャーナリストの皆様もぜひとも奮起して頂きたい。

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  1. 開始 2011-06-18 11:47
2011年6月17日金曜日 17:33

2011-06-16朝日新聞・夕刊の東電・原発報道

夕刊の第1,2面に大きな記事がのった。まず,1面の記事は;

図1:「ベント・注水難航」



である。出典の形態が明確でないので,記事がどれだけの精度なのかやや不明である。ただし,15:40前後に3機の全交流電源喪失から1時間20分位の時間幅のなかで「所長が過酷事故対策の検討調査」に入ったという。これは「原子力安全・保安院,東電本社,官房長官」の記者会見と温度差が大きいように感じる。
  • 現地の所長さんの苦労が忍ばれる。
  • それにしても,原子力安全・保安院の情報収集能力,情報分析能力の欠如は酷すぎではないか。
  • 原発事故は現在も進行中であるので「原子力安全・保安院」全体の院長〜審議官を他の省庁の専門家と入れ替えるべきではないのか。
  • 原子力安全委員会も一般市民に判り易く現状を説明出来なかった事,「SPEEDIの早急な公開」をしなかった事の責任は高い。やはりこの点を解消する為に適任者への交代が必要ではなかろうか。
本来ならば,「中立的な原子力事故調査委員会」が実働していて,これらの資料の信憑性のチェック,資料の改ざん対策などに乗り出していてしかるべきなのだが。


次の2面の記事は;

図2:4号機プール「水なかった恐れ少ない」
これで,原発事故発生後,「米軍部隊に半径80km以内の侵入禁止」が命令された理由が判った。日本の政府内部,恐らく経産省系の圧力により,此の手の可能性についての論議を封じ込めた勢力がいたのではなかろうか。



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  1. 開始 2011-06-17 17:38
  2. 修正 2011-06-17 18:34
  3. 修正 2011-06-17 21:00
2011年6月8日水曜日 14:21

大連立? そもそも「政党」は必要か?

大震災の復旧・復興にたいする国会の論議を拝見していても,国会議員・官僚の皆さん方の「実質的な論議」が無いのには驚く。

また,原発事故に関わる東電・官僚の「事実隠蔽体質の根深さ」には,驚きを通り越して,悲しみを感じ入る。

ある意味,「日本の官僚は優秀だ」というイメージが本当に砕け散ったのではあるまいか。では,なぜこのような事態が発生するのか?

民間には競争原理が働いているので,「無作為」でいれば負けてしまう。ところが,官僚は;
  • 「霞ヶ関のそれぞれの村」
  • 「東電のような大会社への天下り」
という世界で生きれるだけで,一般庶民に味わえない生活を送れるので,競争原理が働かないのだ。

でも,本来,官僚は「国民に選ばれた内閣」に仕え,「国民に選ばれた議員」に監視されている筈である。なぜ,そのテェックが効かないのか?突き詰めると,
  • 議員の一人ほとりが,自分の政策構想が明確でない。
  • そこで「政党の枠組み」のなかで存在価値をアピール。
  • 従って,「議員自らの目で,官僚をチェックする」ところか,「官僚にチェックされない」為にキュウキュウとしている。
    • 民主党の「小澤さんや鳩山さん」などが判り易い事例だろう。
    • 以前の自民党の皆さんは「此の弱点」を隠すのが巧かっただけだろう。
    • 野党になった「現自民党の元内閣経験者」は野党になった段階で,昔の知見を元に,民主党内閣を揺さぶるかと思いきや,「感情的な批判」しかできていない。
      • まるで自民党代議士の「小泉2世化」現象が起こっている。
      • 谷垣さんは「小泉2世化」どころか「ピエロ化」しているだけでは?
この手の構造化はどうして起きているのか? 結局,数百人も議員がいても,与野党を含めて,ほんの一握りの議員しかマスコミに出て来ないことを考えると良い。幾ら議員の数が多くとも,その一人ひとりが「自分の見識に基づいて行動し,意見を発信し,政策を述べ,官僚を指揮し,庶民に仕える」ようにして欲しいものです。

其の為には「歴史ある省庁のデータ・ベース」を知り尽くした官僚に議員一人ひとりがバランス出来る能力が必要でしょう。其の為には;
  • 政党の概念を破棄し,議員一人ひとりの能力アップを計る。
  • ついては,政党助成金は中止する。
  • 議員の定数は,大凡,現行の議員定数の「1/10」とし,議員の給料は「1/5」程にする。これで議員の歳費は,「1/50」に圧縮する。
  • その替わり,『現行の「政党助成金」の1/2』と『現行の議員報酬の「49/50」』を議員の自由裁量による調査研究費にあてる。ただし,
    • 1円まで正確に領収書を添付する。
    • 個人的な不正使用が発覚した場合,懲役刑・罰金付きの刑罰を用意。
  • また,省庁とは別に,議員が共有できる研究機関を創設し,
    • 議員からの研究依頼に有料で対応し,
    • 一般市民には,これまでの研究成果を自由に検索できるように公開する。
      • 外交資料などの機密資料は20年ほどの非公開期間を設定
この様な制度なら,二世議員などの利権保持とか官僚からの横滑りなどは無くなり,官僚とか国際社会と対等に政策を論じ,庶民の必要とする事を効率よく探し,夢を実現できる議員を育成できるのではなかろうか。

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  1. 開始 2011-06-08 14:21
12:42

IAEA閣僚級会合に対する暫定報告書

2011-06-08付け・朝日新聞・朝刊によると,
20日に開催予定のIAEA閣僚級会合に向けて,政府の原子力災害対策本部は7日に,国際原子力機関(IAEA)に報告した。
報告の中身は,大別して3つ;
  1. 設備の不備:電源や機器類不十分
  2. 体制の不備:責任の所在あいまい
  3. 対応の不備:住民への説明が不足
とのことだそうだ。

これらの共通項は,「情報の隠蔽」では無かろうか。昔は;
  • 一部のエリート軍団が「情報を隠蔽」したうえで,効率の良い政策実現にむけて官僚を制御し,国民を統制したのである。
  • 今は,一般市民に対して「情報を隠蔽」しても,其の保持が不可能に成っている。にも拘らず,永田町・霞ヶ関の論理で,都合の良い問題先延ばしで,事故を悪化させたのである。
こう考えると,
  • 「永田町から見た原子力村の改革」は無理ではないか。
  • まさに,これが怖いから「自民党」と「旧自民党系の民主党」とが管おろしに奮闘しているのだろう。
  • 「静かな市民革命」でも起こさないと,「情報公開社会」が育たないのだろう。
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  1. 開始 2011-06-08 12:42
2011年6月6日月曜日 13:13

古川和男・著「原発安全革命」

区の図書館に5月8日に,上記の図書の旧版『「原発」革命』の予約を入れていて,最悪でも14日後には回って来る筈だった。その後,6月に入って電話をしたら,中身は同じなので,こちらを貸し出すというので借りた。

東電・福島原発事故,中部電力・浜岡原発運転延期などによって,「再生可能エネルギー」への願望が高まっている。でも,これまで「軽水炉型原発」を取り入れて来たように,我が国は資源が乏しく,炭酸ガス抑制の約束も守れない訳であって,中期的には「原発」依存率を下げる事は不可能ではないのか。

仮に「再生可能エネルギー」へのシフトが可能としても,これまでの「軽水炉型原発」で使われて来ている「ウラン・プルトニウム」などの核燃料の処理から我が国は足を洗えないのではないか。

 むしろ,原発が悪いのではなくて;
  • 危険要素が高い「軽水型原発」から,
  • フェイル・セーフな「溶融塩型原発」 にシフトして,
  • 「ウラン・プルトニウム」の処理をしつつ,
  •  「再生可能エネルギー」の立ち上がりを待つ。
といった中期的な展望があり得ると感じる。「溶融塩型原発」は小型分散型なので;
  • 実験炉はお台場に!
    • → 東京でも地産地消。
    • 当然,監督官庁は地方自治体。→ 地産自治
  • 送電線網は緊急時対策に出来る。
  • 送電効率向上:200V,100Hzとか。
  • 夜間には水の電気分解。→ 水素燃料を自動車に: 地産地消。
    • 化石燃料系の輸入量の大幅削減。
  • 発展途上国のエネルギー供給。
  • 開発は国連中心にして,技術の透明性を確保:
    • でも,テロには利用出来ないので安心。
    • 実際の開発拠点は,核融合科学研究所(プラズマ研究はロシアに移管)し,IAEAの主導に委ねる。

取り急ぎ,本書のご紹介まで。

書誌事項:
  • 書名:原発安全革命
  • 著者:古川 和男
  • 出版:文芸春秋
  • ISBN: 978-4-16-660806-5

読み終わったら,読後の感想を書きたいと思います。

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  1. 2011-06-07 開始
1:35

2011-05-25の朝日新聞・朝刊の原発関連記事

去る5月25日の朝日新聞朝刊には,重要な原発関連記事が多数展開された;

  1. 一面トップ:「冷却配管 地震で破損か」
    • 福島第一3号機 耐震性に問題
    1. 一面:「原子力村は伏魔殿」
        • 神話の陰に 福島原発40年 ①
        1. 二面解説 :「原発耐震 検証が必要」
            • 配管破損 原因分析を
            • 遅い認定 東電も国も:[メルトダウン] [事故レベル7]
                • 1〜3号機の炉心状況:炉心最高温度,水素発生量のシミュレーションの経時変化のグラフ
                  • 暫定値でも公表を 日本原子力学会・澤田隆副会長の話
              1. 二面:ニュースが判らん!:「水素爆発の可能性ってまだあるの?」
                  •  2〜3号機に窒素をいれたいけど,できないんだ
                  1. 三面:「産・政・官・学…広大な『村』」
                      • 神話の陰に 福島原発40年②
                          • 発送電分離の動き 阻止
                        1. 四面:「日本『主役』異例のG8」
                            • 管首相 冒頭にスピーチ
                                • エネルギー政策訴え
                                  • 原発安全性が主題に
                                1. 四面:「班目委員長 続投に意欲」
                                    • 「逃げたら名折れ」
                                  1. 四面:「■社民が脱原発行動計画」
                                    1. 六面:「農地除染 飯館で実験へ」
                                      1. 表層の土はぎ取り
                                      2. 鉱物を使って十着
                                        1. 植物を植えて吸収
                                      3. 六面:「IAEA調査団来日」
                                          • 福島視察へ
                                          1. 六面:「校庭の土除去,対象拡大 郡山
                                          2. 六面:「原子炉上空に放射性のチリ」
                                              • 東電が検出
                                              1. 六面:「福島周辺の海域 汚染確認されず」
                                                  • 文科省調査
                                                  1. 九面:「東芝,原発から環境に」福島第一事故受け 経営方針転換
                                                      • 新エネルギーに軸
                                                      • 日立・三菱重工も強化
                                                      1. 十一面:「原発再開凍結法が可決」
                                                          • 伊首相 法律利用し保身の思惑も
                                                          1. 十二面:<記者有論>「東電のゆくえ 国策賠償会社でいいのか」
                                                          2. 十三面:[インタビュー]「3・!1 水俣から」
                                                              • 教訓生きなかった福島原発の事故 専門家とはなにか
                                                              • 健康を長期管理 賠償基準の協議に被害住民をいれよ
                                                              1. 二十五面:[文化]「岡本太郎壁画に原発の絵付け足し」
                                                                  • お騒がせ集団 実はしたたか
                                                                  1. 三十五面:[生活] 「原発被災 職場の苦悩 20km圏の事業者」
                                                                      • 交流の場 設置へ
                                                                      • 6万人の雇用ピンチ 支援策は不十分
                                                                        と,凄まじい量の記事である。そして其の内容もだいぶ熟れて来ている。

                                                                        是非とも,今後も,深く掘り下げるとともに,その解釈をしっかりと行い,今後の対策の提言まで持って行って欲しい。例えば,十二面:<記者有論>の様な企画は掘り下げるべきだろう。新聞の使命の一つではなかろうか。
                                                                         それに比して,最近の朝日の社説は,「言葉遊び」「皮肉による風刺」などに偏りすぎていて,「我々の世界の行く手を照らす」ような視点が足らないと感じる。若手記者の切り込みを良く見据えるべきではないのか?
                                                                        というのも,今の所;
                                                                        1. 東電は大量の汚染水の処置におわれ,
                                                                        2. その具体策をチェックすべき原子力安全・保安院は素人軍団で意味が無く,
                                                                        3. 保安院をバックアップすべき原子力安全委員会は具体的な提言を発信せず,放射能分布計算も時々刻々と説明すらしない。
                                                                        4. 本格的な梅雨・台風に向けての作業進捗も不明だし,
                                                                        5. 原子炉の主要メーカ(GE,東芝,日立,IHI)なりの説明も無く,
                                                                        6. 国会では,
                                                                          •  自民党はこれまでの政権党で得ていた知見を元に,提案に継ぐ提案に邁進して欲しいが,具体的なシステム提案をするべきだろう。
                                                                          • 公明党は言いたい事が不明だし,
                                                                          • みんなの党に期待をしたが,意外と情緒的で,具体的提案がない。
                                                                          • 管政権は,腹を括って,どしどし提案を持ち出すしか活路はないだろう。新エネルギー計画に「溶融塩型原発」をぜひとも入れるべきだろう。
                                                                          • 民主党の「鳩山さん,小澤さん」には,自民党の時の性格をぜひとも打ち破ってもらいたい。自民党と組んだ瞬間に干されるのが見えないのだろうか。
                                                                          • 社民党は, 「溶融塩型原発」を勉強して推進派になったらどうだろうか。
                                                                          • 共産党の考え方はスマートである。筋を通して,反自民党・反ナチ的勢力と対峙して欲しい。「溶融塩型原発」は理論的に反発はないのでは?
                                                                        〜〜〜〜〜
                                                                        この記事が遅れたのは,
                                                                        • 新聞の図の引用が,著作権法に抵触する可能性がありそうなので,文章で引用してみたかった。其の原稿は一部書いて止まっている。
                                                                        • それは,自分の公開Wikiのサイトに,5月28日から29日にかけて悪筆な攻撃を受けたので,対策を講じていた為である。
                                                                        ーーーー
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                                                                        2. 修正:2011-06-06 11:35