2011年3月28日月曜日 23:43

福島の原発群をサポートするには

1F2の「タービン建屋の床に高線量の汚染」の話に続き,やはり1F2の「タービン建屋から海水にドレインする一部に高線量の汚染の存在」が出て来た。素人目にも,1F2は極度にシビアな状態である。

他方,会見報道を見ると「1Fの作業員の皆様」,「2Fの作業員の皆様」,「東芝本館の対策本部」の皆様の体力の消耗が極限に向かおうとしていると感じる。この状態を打破して行く為には交代要員が必要と思う。

このうち,「1F, 2F」の作業員の方々のサポートをするためには,最早我が国全体の「原発に従事されている方々」の支援を仰ぐべき局面に近づいているのではないか。その為には現在稼働中の原子炉の半分程度を緊急に停止して,その半分程度の方々を「1F, 2F」の支援にお願いすることが考えられる。

ま た,ある程度の最悪シナリオに向けて,対向処置を準備することも必要ではなかろうか。これも含めて,協力な「第三者の現状分析&方法立案」の組織(対策委 員会)を立ち上げて,「東電からの状態報告」を吸い上げ,その内容をチェックすることで「東電の指揮者」が報道などの細かな報告に没頭せずとも,現地対策 に集中出来るようにサポートする。

対策委員会は一元的にデータを収集するとともに,記者会見を世界に発信し,その一 環で国民への深い理解を生み出すようにする。当然,「放射能の分布予報」もこの委員会の参加とする。となれば,此の委員会の長は首相がなるしかないだろ う。そういえば,首相が東電本社になり込むということが書いてあった気がする。

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