2011年4月22日金曜日 13:46

「Mac OS X 10.6.7」での「MySQL 5.5.11」の不具合と対処法

この2日ほど,iMac(late 2009)で,WordPressを動かす為に最新版の「MySQL Community Server 5.5.11」をインストールし,動かそうとした。最初の日は5.5.11だけをインストールして,システム環境設定に現れた「MySQL」ボタンを叩くと「stopped」から「running」に変わるのを見て安心した。

次の日, WordPressを入れてから,「MySQL」ボタンをいくら叩いても「stopped」のままだった。慌てて検索すると,最新版5.5.xでは似た様な状況なので諦めて一つ古い版5.1.56にすることにした。単純に最新版「/usr/local/mysql, /usr/local/mysql-5.5.11-osx10.6-x86_64」を消去して,古い版5.1.56をインストールしようとしたが,インストーラが「これからインストールしようとしているのより新しいヴァージョンのソフトウェアがあるのでインストールできません」となってしまう。

そこで検索して見つけたのが,「10.6.5 and MySQLCOM not startingというアップル社の米国の論議フォーラムの中の記事だった。特にRiquezさんの報告は判り易かった;

  1. 「2010-12-19 06:44」でのエラー・メッセージは当方と同じ。
    • 自分は,そこまで記録していなかったが...。
  2. 「2010-12-19 17:33」での,古いバージョンに戻す為の消去手法は効果的であった;
そこで紹介された消去手法を以下に引用させて頂きます。
sudo rm /usr/local/mysql
sudo rm -rf /usr/local/mysql*
sudo rm -rf /Library/StartupItems/MySQLCOM
sudo rm -rf /Library/PreferencePanes/My*
edit /etc/hostconfig and remove the line MYSQLCOM=-YES-
sudo rm -rf /Library/Receipts/mysql*
sudo rm -rf /Library/Receipts/MySQL*
sudo rm -rf /var/db/receipts/com.mysql.*

お陰さまで,「MySQLボタン」を叩く毎に,アクティビティ・モニタでプロセス名(mysql) がユーザ名(_mysql) がオン/オフされるようになりました。

今度はWordPressが不調のようだ...。
2011年4月20日水曜日 11:54

原子炉事故調査委員会といった組織がいるのでは?

福島第一原発群の一連の事故についての国会論議を拝見していて,国会は事故の追求には適していないと感じた。

例えば,「首相の東電に対しての放射性ガスのベント命令」とか「東電社長の事故発生から数日の動向」などに核心をついた質問が無く,感情的な追求に終止したからである。

一方,この福島第一原発の大事故は,世界の多くの国々が,「先進技術を持つ日本,軍事力の無い日本」 がどのようにして,この難関を乗り越えるかを注目している。既に「大気,海水」を通して「核生成物」を放出してしまった我が国としては,「フェアに発生した事柄を公開する義務」が在ると思う。

新聞・TVなどの報道でも,それに対する反対は無いと思われる。ただ,「事故の検証は,まだ先の話」といったニュアンスであるように感じられる。これは間違いではなかろうか。「事実の検証」には,正しい資料の確保が必要である。

航空機や列車の事故では「現場の調査・保存」が優先されるように,「現場の調査・保存」が大切だが,「事故後の安定」を得る為の作業が優先されるという特殊事情がある。

そこで少なくとも,東電本店に集約されている;
  • 「福島の現場とのオンライン・データ,通信」
  • 経産省と原子力安全・保安院に集約されている「全ての資料」
  • 首相・東電社長(会長)などで構成されている統合会議で論議された資料
を,国の第三者委員会(仮に,事故調査委員会)を設立して,その任に当たらせる必要が在ると思う。事故調査委員会は「事故の復旧活動」と並行して資料を保全・整理し,「事実の検証」の基本資料とするのである。
2011年4月19日火曜日 13:10

印象的な原子炉断面図

先日の日曜日の朝日新聞二面に原子炉の断面図が出ていた。


多分これまでの図と違うのは
  • 「トレンチの水面」が「タービン建屋の床の溜まり水の水面」と「格納容器下部のサプレッション・チャンバの水面」と面一で描かれた。
ことである。

推定だが,この記事の記者とこの絵の作者は,経産省・原子力安全・保安院が何も言わなくても,諸般の事実から類推して行くと,上図の可能性が高いと考えたのだろう。

このような開かれた意見を出して,世の多くの意見を拾い上げて行くのは本来,「危機管理を進める政府の重要な役割」ではなかろうか。

昨日の国会論議を拝見していても,「経産省・原子力安全・保安院」の大臣から役人の皆さんには,そのような緊張感は感じられない。ただただ「臭いものには蓋をする」という態度しか見えない。
  • もっと有り体に言えば,「自分たちの責任回避」をしているようにしか見えない。
  • 殆ど,東電からの情報を右から左に出しているだけではないか。
  • 少なくとも,現場の放射線量率や核種同定(質量分析計によるクロスチェック)などを自分の手で行ってしかるべきだ。
  • 正しく「燃料溶融」を報じた審議官を職場復帰させて当然ではないか。また,そのような左遷を命じた上司こそ左遷するべきではないのか?

東電の楽観論でも「原発収束に6〜9ヶ月」とある。されば「原発事故特務機関」を内閣総理大臣の直属に編成して,与野党から科学技術・外交・法制の専門家を委員とし,経産省・東電とは切り離した第三者ワーキング・グループを立ち上げて,東電案を基に至急意見の収集・展開を計るべきではないのか。

昨日の国会でもちらっと出て来たが,事故を起こした当事者である東電のデータや考え方にだけ依存した中途半端な方法で突き進むのはあまりにも,無謀ではないのか。

ここら辺の追求はジャーナリストの緊急課題ではなかろうか。
12:03

2011-04-18参院予算委員会の論議を拝見して

野党の質問は相変わらず,感情的な質問が多い。一方,与党も,自分の非は非として認める必要があると思う。攻守とも,「無誤謬神話」に拘りすぎていると感じる。そんな中,小野次郎さん(みんな)の質問は,プレゼンテーションとして観ても説得力(放射線モニタを国会に持ち込み,部屋の中と,窓の外のゴミを掬って比較)があった。さらに質問を論理的に追求すると,良い論議が出て来ると思う。更なる工夫を期待する。なお,共産党の質問者の方は,意外と感情的に東電社長に迫っていたが,あれではこれまでに同党が提案して来ていた「津波被害の予知」が霞んでしまう。「罪を憎んで,人を憎まず」の精神を思い出して欲しいものだ。

さて昨日の論戦で,興味深かったのは2点である;
  • 首相が東電に「原発でのベントの指示した」
    • これは加藤紘一さん(公明)の「首相の視察が初動対応のブレーキになったという批判が在る」と東電社長の清水さんに指摘された中で出て来た。
    • むしろ,ここで重要なのは首相がこのような指示をだした根拠について質問すべきだったのではなかろうか?
      • なんらかの根拠により,燃料溶融などの可能性が高いとの結論に達したので,燃料爆発などのより過酷な事態を回避出来ると考えたとか...。
      • 上記の説得を拒否した東電の説明も質問すべきであった。
  • 原子力安全・保安院の最初の審議官の更迭
    • 最初に「燃料溶融」の説明をした審議官は「国民に不要な心配を惹起させるので更迭」したような説明を経産省の大臣が答弁した。
      • これは真逆な結論ではないのか。
      • 現在の審議官の説明こそが,知っている事を国民に知らせていないという意味で,国民の心配を多いに煽っているのではなかろうか。
      • この審議官の西山英彦さんは昨日になって「燃料溶融を認めた」そうだが,未だに「溶融とはっきり言うけれど,基本的な考え方自体は変わっていない」そうだ。それならそれで,その論議の根拠を示すべきだろう。
いずれにしろ,このような事実関係は現在の時点から,国会の調査権を動員して「証拠の保全」を計り,世界に向けた「事実の解明」の一歩として,丁寧に解明して行く責任が全ての国会議員・官僚・東電に求められる。

短絡的に「首相の考え間違えだ」と追求するのは,事態が収束した暁に,裁判所などでじっくり追求すべきだろう。現時点では,現在進行中の判断に資する為に;
  • 何が,どのように起こったか。
  • 現在何が判って来たか。
  • 東電のステップ1(3ヶ月程度),ステップ2(3〜6ヶ月程度)を具体的に検証する公開の会議を早く立ち上げる
ことではなかろうか。
2011年4月17日日曜日 23:27

政治家は政治を論ぜよ!

私達の国は,緊急事態にいるのではなかろうか。その割に,国の政治を付託されている筈の政治産達は悠然と構えているようにしか見えない。なんでそんなに余裕が在るのだろうか?

国の動向が大きく変動している時にこそ,「政治家の英知をかけて自分なりの見解」を世に問い,相互にその論を戦わせて,実行可能で,かつ将来を見据えたシステムを作り出すのが政治家に対して国の構成員たる国民の負託するところのものだろう,と私は考える。
  • ある意味,今の世は疾風怒濤の乱世かも知れぬ。
  • 官僚システムのような精緻な制度によって乗り終えられないのだろう。

管首相は,曲がりなりにも地震災害の現状視察の後に,比較的早い段階でラフな構想を示した;
 「津波に侵されない高い場場所に生活の空間を準備し,海岸縁の区域に海の幸を扱う商業区域を作り,災害に強い高層ビル群を作る」 という提案をし,その為に当面の土地開発の中止を提言している。
私は,このように画一的な開発構想は,地方自治の観点から必ずしも賛成ではない。でも,「提言無しで,反対論だけをいう政治家群」よりはまだしも政治家らしいと感じる。

でも,一国の首相たるもの,自分のアイデアがそのまますぐに実行案になると考えるところが理解出来ない。まるで鳩山さんが,「沖縄基地返還論」を唐突にだして,まわりの政治家も,官僚も,地方自治体も,県民も巻き込む事なく辞任に至ったのと同じではないか。

勿論,与党・民主党が多くの緊急な政治課題が山積していて;
  • 沖縄基地返還 
  • 子育て支援 
  • 官僚機構の抜本改革 
  • 無駄使い予算の見直し 
  • 捜査の100%可視化
などがことごとく中途半端に終わっていると考えている。

だからといって,現行の政治課題を生み出したのは野党・自民党が放置しっぱなしにして来たと考えている。

その意味では,与野党共に,政治失格である。しかし,冒頭に述べたように,事態は逼迫している。そこで,以下の提案をする;
  1. 現政府は,与野党に緊急事態宣言し,国会を休み無しに開催し,
  2. 「地震・津波対策」,「原発の事故」,「補正予算」に関する集中審議に限定し,
  3.  官僚に対する不作為等の免責を与える替わりに,国会に対する情報の開示を積極的にするように勧告する。情報の開示がされなかった事が判明した時点で,罰則規定を与える。
  4. 国会議員間には,論議を積極的に行うという紳士協定を結ぶ。抽象的な批判はこれを慎むものとする。

〜〜〜〜〜
本当に,これくらい状況は逼迫していやしませんか?
      2011年4月16日土曜日 19:57

      「通産省 vs 科学技術庁」の戦いに終始していていいのか?

      福島原発群の検討結果についての「原子力安全・保安院と原子力安全委員会」のやり取りを拝見しているうちに,「通産省 vs 科学技術庁」の軋轢が再現しているのではないかと思うように成って来た。

      事態は,このような官僚間の細かな争いに終始している余裕はないのではないか。仮に,それが在ったとしても,現時点では「原発に現在進行中の大事故」の解決策を分析・立案・実行する為に,内閣が要になって,行政を束ね,東電・東芝・日立・ITIを束ね,大学・研究所を束ね,民間の英知を束ね,諸外国・IAEAの協力も得て,この難問を「高速に対処していく」ひつようがあると思える。

      その為には「政府・東電だけの統合本部」というベールに包まれた中で,極度にバイアスの掛かった「閉鎖会議」で情報を占有していると,現実に起こっていることに機動的に対処できないのではないか。

      このような閉塞状況を打破出来るのは「日本国の首相」だけではないのか。まずは,国民に向けて,「福島原発群の真実のデータを開示」して,その上に「我が国の関係機関・研究者・民間機関」に開かれた「検討会議」を招集し,複数のアイデアを並走して進めるようにして,「時間との戦い」に備える必要が在る。

      今日(2011-04-16)に,茨城県で「竜巻」が発生したとの報道があった。勿論,大型余震とか津波だって可成りの確率で起こりえる。これらが,脆弱な状態となっている福島第一原発の「燃料プールにある燃料」を襲ったら,いったいどうなるのか。むしろ,いかにして短時間のうちに実効的な対応策を打ち出せるかが緊急課題と思う。それを達成するのに効果的な手法を数種類に絞り込み,同時並行的に展開し,最善策を実行に移す必要が在るのではないか。時間の為に,予算の無駄遣いには目を瞑る必要があろう。
      2011年4月15日金曜日 23:44

      WordPressで表を書く

      便利なもの;wp-Table;があるようだ。

      でも,この情報をBloggerでしか書けないのが恥ずかしい。
      2011年4月13日水曜日 21:05

      最近の記者会見の結果を聞いて,心配が加速した!

      昨日は,原子力安全・保安院から「国際原子力事象評価尺度(INES)」を従来の「評価レベル5」から「評価レベル7」に変更したと報道されていた。その後,外国のニュース・メディアに西審議官が背広姿で質問に英語で答えていたのをチラリと拝見した。

      また,TVニュースで原子力安全委員会が ,もっと早い段階で「評価レベル7」に相当する概算値の発表をしたが,「評価レベル7」にしたからといって,現場の対応に変化があるとおもえないので,「評価レベル5」の変更を政府に進言しなかったそうだ。

      私は,個人的には,上記の 原子力安全委員会概算値が出た段階で,少なくとも「評価レベル6」に上げるべきだったとお思う。もともと概算なので,安全性を優先して決めるべきではなかろおうか。そして,その政治的な意味を含めて,その公表の是非は「首相」が判断するものでは無かろうか。なにか委員会とか保安院の専権事項が多すぎないのか?

      そもそも,「国際原子力事象評価尺度(INES)」の評価変更というような重要な決定・公開は,それこそ「内閣官房長官」が内外報道陣を呼び寄せて発表し,「原子力安全・保安院・院長」が詳細説明をし,「首相」がその背景を国の内外に説明するベキ事柄ではなかろうか。当然,その前に,関係閣僚およびその閣僚の掌握する省庁が,多角的な検討や外交的な連絡をしておくのではなかろうか。
       いくらなんでも,あまりにもお粗末な発表だと感じる。

      他方,今日,東電社長の記者会見を途中から拝見した。前回の東電会長の記者会見から時間が経過している分,具体的な展開が聴けるかと期待して拝見した。特に今日の朝刊に出ていた「使用済み燃料 搬出計画」を含む複数のプロジェクトの中間報告があるとばかりおもっていた。

      これは一体全体何を目的とした記者会見なのだろうか? 紋切り型の記者会見なら忙しい東電役員が出て来て時間を浪費するのは,東電だけでなく,真摯に記事を探そうとしている記者団・TVを直接見ている視聴者の時間の無駄遣いだ。質問には;
      1. 東電はベストを尽くして事故対応をしている。
      2. 東電は政府と統合会議を通して,意思の疎通を図っている。
      3. 全力を尽くして対応策を一日もはやく出来るようにしている。
      4. 寝る暇も惜しんで,検討している。
      と,抽象的な自己満足的な言葉が空しく流れてくるだけだった。

      こんな不真面目な人々に「危ういバランスにある福島原発群」をまかしていていいのか? 管首相はこのように硬直した状態を打破するには;

      • 「官僚群」に過去の原子力行政での誤りを訴追しないと言う条件を確約して,
      • 横断的な「福島原発群・対策局」を創設し,与野党から議員軍団を注入し,
        • 事実データの公開
        • 対応策の公募,
        • 個別策ごとの検討ワーキング・グループの運行
        • 全体の管理グループ
        • 実行計画決定グループ(首相直轄・与野党から議員軍団選抜)
        • 実行計画実行部隊
      といった荒療治が必要ではなかろうか。

      この一ヶ月は幸いにも;
      • 大きな余震や津波もこなかったし,
      • 強風にさらされなかったし,
      • 長時間の停電にも遭遇しなかった。
      しかし,「地震・台風」は,いつまでも 「福島原発群」を避けてくれないのではなかろうか。
      10:09

      「土壌のセシウム137の測定」のニュース

      昨日か,一昨日か記憶が定かではないがTVのニュースで,大学の方が「サンプルとして取った土壌の深さ毎の放射線量率」の測定されているという画面が流れて来た。主な話題は;
      •  土壌の放射線量は表面から深く成るにつれて,段々と弱く成って行く。
      • 表面から数cmほどの土壌を剥ぎ取れば,放射能汚染のない奇麗な土壌に戻す事が可能。
      だった。

      その終わりの方で,昔,「原水爆の実験が多く行われ」,その結果;
      • 土壌の線量率が大きく変動したが,
      • 2年程で,作物への影響が減少した。
      • セシウム137の半減期では説明がつかない。むしろ土壌中のセシウムが土壌と強く固定した結果,植物に取り込まれなくなった,と推定される。
      • 福島周辺で,土壌が汚染されても,数年ほど作物は作れなく成ったとしても,復帰できる可能性がある。
      といったニューズだったと思う。

      朝寝床で此の話を思い出した。このような明るいニューズはどんどん報道してもらいたい。特に福島県の周辺の方々,農業や酪農に携わる方々には元気の出る話と思います。勿論,怖い話でも「正確に」一般市民に伝えて欲しいですが。

      で,チョッと脱線すると, 「人為的にセシウム137を化学的ないしは物理か学的にトラップ」できないだろうか? これが可能ならば,二次,三次の汚染拡大を防げる様な気がする。
      2011年4月11日月曜日 15:08

      溶融塩型原子炉

      数年前。体を壊してボーッとしていたころ,学会誌で読んだのを思い出した。で「原子力発電 溶融塩」で検索すると山とでてくる。その中でも。数年前の朝日新聞の「(私の視点)原子力発電 核兵器生まぬトリウム炉検討を 亀井敬史 」」に簡潔な解説が在った。

      逆に普通の原子炉と比較してみよう。要点は
      1. 「核燃料が核反応して発生した熱(エネルギー)」を効率的に取り出して,
      2. 「その熱(エネルギー)=蒸気の運動エネルギー」を利用してタービンを廻す。
      火力発電所では, 上記の;
      • 燃料が核反応して...」を
      • 化石燃料が酸化反応して...」と
      差し替えるだけで,同じことになっている。だから,原子炉の種類は大雑把に言って「1.」 の取り出し材料の違いになる訳だ。

      原子炉は通常,軽水炉では「水」の中に燃料棒をいれて燃料棒の中の核燃料が起こした核反応に伴った熱を水を経由して取り出す。高速増殖炉では「水」の替わりに「液体ナトリウム」を使う。

      「ナトリウム」は高校の化学の実験でご存知の方も多いと思うが,「水」と接触すると爆発する。普通なら安定な「水」も強度な放射線環境では『「水素」:『酸素』=2:1』に分解してたりする。ある濃度限界を超えると爆発して「水」に戻る。

      核燃料を「溶融塩=岩石」に混ぜて溶かせば「溶融塩型原子炉」が出来上がる。これはうろ覚えですが,米国で「軽水型原子炉」よりも先に実証されたそうですが,「軽水型原子炉」に替わられたようです。恐らく,当時は米軍の戦略としての強いニーズ;
      • 「原子爆弾の材料を供給出来る原子炉」
      • 「潜水艦や空母へ搭載可能な小型原子炉」
      があった為でしょう。

      戦後の日本は,上記のような戦略の延長線上に「東海村」を発足させたので,「軽水型原子炉」一辺倒になったものと思われます。

      今回の大事故をどのように乗り切られるか不透明ですが,少なくとも 「軽水型原子炉」の新設は止めて,「溶融塩型原子炉」の再考はするべきと思います。すでに「原理的な部分の実証」は行われていて,「高速増殖炉」の知見も積み重なっています。「溶融塩型原子炉」の3Dシミュレーションは「軽水炉よりもシンプル」でしょう。今後10年以内には十分実用化出来ると思います。
      # いやもっと早いかも知れぬ。 今回の事故で多くの市民が支持するだろうし。
      此の技術は始めから技術を公開する為に「IAEA」と共同に開発すればいいだだろう。今回の炉の問題点も踏まえて,我が国の得意とする応用開発になるのではなかろうか。
      10:47

      「文部科学省 原子力安全課 原子力防災ネットワーク」というサイト

      SPEEDIの資料を探していたら,文部科学省関連資料 │ 原子力防災に関する資料 │ NNETという資料を拝見した。

      この中の 放射能測定法シリーズ等 の中にある「No.28 環境試料中プルトニウム迅速分析法」の解説によれば,「ICP質量分析法」を用いると,プルトニウムやウランなど従来の方法が1週間ほど掛かっていたのが一日で結果が得られるようである。質量分析法なのだから安定核種の同定も出来る筈だから,ウラニウムが感度よく確認も出来るだろう。

      福島第一原発の近くに原研は位置していて,測定機器・測定ノウハウも確立しているのだから,それこそ首相の指揮権で毎日の測定をすることが出来るのではなかろうか。
      2011年4月10日日曜日 14:34

      2011-04-08の朝日新聞・原発事故の解説

      漸く,朝日新聞の記事が「原発の事故を分析的レベル」に達して来たようだ。政府が事実を見据えて,アクティブに作業を進めるカンフル剤になることを期待する。

      さて2011-04-08の朝刊の二面の該当部分を引用させて頂きます;



      二面の左上には「汚染の度合い 距離だけでなく」という中見出しで;
      • チェルノブイリ原発でのセシウム137飛散の分布が半径100km以内ですら非等方的でなく,複雑であり,その上,北東の方角200kmほどにも概ね50〜100kmのラグビー球のように分布していたことを報告している。
      • 福島第一原発のからの荒いメッシュ状の「各地で観測された大気中の放射線量」もチェルノブイリと類似の分布が見られる事が示されている。
      こうして見ると,今後の推移を正しく見る為には単に「大気中の空間線量率」 の測定だけではなく,系統的に;
      • 「大気中の空間線量率」はさらに連続測定と観測点を強化し,
      • 「大気中のフィルタに吸引した付着物」についての核種分析
        • ガンマ線,アルファ線に対する波高分析
      • 「土壌中のセシウム137等」の核種分析
      などを政府が積極的に観測する体制を整える必要があろう。本来は「原子力安全・保安院」の業務と思われるが,その能力はなさそうだから,文科省などが旗を振って,大学・研究所の協力の基に進める必要がありはしまいか。

      〜〜〜〜
      始め「画像の挿入」が出来なかった。画像フォーマットを「tiff」の為に転送出来無っか多模様。「jpeg」に変換して転送出来た。
      2:41

      setting of table

      abcefghij
      123456789012345678

      参考:BloggerをCSSカスタマイズする方法 - to_dk notebook
      • この「1. テンプレートデザイナー上で、CSSを追加する方法」 を用いた。
      • 2. 徹底的にカスタマイズする方法(= HTMLもカスタマイズ出来ます。)」にもトライ出来ると嬉しいかも。

      用いたCSS:

      /*
       * Styles for Table : checked by using of "W3C CSS Validator"  by mNeji.
       */
      
      
      table { /* simple table */
       border: solid 1px #8c0103;
       border-collapse: collapse;
       background-color: #fdfcee;
       color: black; 
      
      /* margin-top:0.3em;
       margin-bottom: 0.3em;
       margin-left: 0.3em;
       margin-right: 0.5em;*/
      
       font-size: 100%;
       line-height:120%;
       } 
      
      td { /* simple table */
       border: solid 1px #8c0103;
       padding: 3px 3px 3px 3px;
       }
      
      
      2011年4月8日金曜日 20:45

      大災害と現政権の弱点

      昨晩のM7.4余震でひやりとさせられたが,地震災害・津波災害は一歩一歩復旧に向けて体制が整いつつ在るようだ。地方自治柔軟性粘り強さを実感する。今後の中央政治は,国会が中心になって,必要な法整備・復興予算などを与野党が知恵を出し合って深い論議を高速に仕上げる必要がある。
      •  願わくば,M8クラスの余震が来ない事を切に祈る。

      対する原発災害は,ようやく歩を進める第一歩が見つかり出したところだ;
      •  「高濃度放射性物質を含む水」の玉突き処理
        • 「高濃度放射性物質を含む復水器の水,溜まり水やトレンチの水」を処理する為に,これまでの「低度放射性物質を含む保管水」を超法規的に海に放出が終わりつつある。ここに「高濃度放射性物質を含む水」を一時保持する確認・修理に入れる。
        • 静岡のレジャー施設にあったメガフロートを緊急借用し,点検修理に入る。
        • ロシアの原潜解体での「高濃度放射性物質を含む水の処理船」を借用の為に廻船に入った模様。
      • 1F2のピットからの 「高濃度放射性物質を含む水」の海への垂れ流し
        • 水ガラスによる仮止め成功。
        • いつ他から出るかは不明。
      • 1F1格納容器に窒素ガス注入
        • 高濃度放射性物質による水の分解が進み,再度「水素濃度上昇」により水素爆発をするのを防ぐそうな。
          • 私個人としては,上の説明に合点が行かない。やはりもう少し,市民の理解を得られるための努力が必要では?
        • このような影響の大きな操作をなぜ,夜間から始めるのか?
          • なにか予期せぬ事が起こったときの対処は「陽の下で行う」 のがてっそくだろう。
          • こういう変則的な動作が多いので,市民や報道から信用されなくなる。諸外国の目もどうようだろう。
            • 外交的配慮をするべき「外務省が何をしているのだろうか」「官邸はどのような指示をしてきているのか」
        • 1F1が巧くいった場合に心配なのは,1F2に対する場合,サプレッション・チャンバの損傷の影響を配慮した注入がいると思うが,どうなのだろうか?
      • 近隣住民の健康についての政府の責任
        • 京大・広大のセシウム137の測定結果や分析が出た模様。
        • さらに,1Fの周辺から50km程の広い領域に多数モニタリング・ポイントを設置し,継続的な線量率・核種分析(ガンマ線,アルファ線)をさらに充実。
        • 安全が確保できた場所に対して,住民の一時帰宅の準備をするべきだ
          • 防護服・線量計・無線機器
          • マイクロバス
      でも,これらの出来事に政府が積極的にその役割をして来たかというとはなはだ心もとない。

      • 官房長官の避難状態の政治的決断の先送り
      • 首相の市民にたいする大枠説明の回避
      • フランスの放射能処理専門会社への唐突な契約
      •  
      • 計画停電にたいする政府の考え方の説明の欠如
      などを見ていると,
      • 現政府は「原発災害」に有効な対処をしているようには見えない。
      • 一方,野党自民党に替えても改善の余地はなかろう。
      • 共通しているのは「官僚の組織的防衛能力を乗り越えられていない」からだろう。
      この状態を早期に乗り越えるには ,首相が全政治生命を掛けて,「全官僚組織の協力」を訴えて,
      1. 官邸と霞ヶ関とが連合体」となって,方策提案をし
      2. 「官民をあわせた検討会議」が実行案を具体化し,
      3. 「必要な法案」を国会で緊急に策定し,時間がなければ,超法規的に実行を許可する。
      4. 東電や電力各社は,実行にあたる人材を融通する。場合によれば,我が国の他の電力の原発の半分を停止し,その運行要員の半分を1Fの緊急策の実行に当てる。
      5. 緊急策の実施には「自衛隊のABC作戦要員」の参加も許す。
      という緊急対策を発動する段階ではなかろうか。

      官邸と霞ヶ関とが連合体」が機能するには;
      • 管首相の誠意ある指導の基に「1Fプロジェクト・チーム」を立ち上げて,
      • 決定事項は「明確に公開して」,国の内外に深い理解を求め,
      • 放射線量等の測定値を「速報値として公開し」,「詳細値は判り次第,訂正・修正を公開する」
      小学生でも判るシンプルな論理をもとに此の難題に挑戦して欲しい。老人パワーでも使えるものならば,協力したい。
      12:29

      表をWikiからコピー

      c1c2c3
      R1,1R1,2R1,3
      R2,1r2,2r2,3




      abcefghij
      123456789012345678

      abc defg
      12345678901234

      ↑テーブルの中にテーブルを書けるのか。

      abc defg
      12345678901234

      ↑テーブル全体の中央寄せは,こうすりゃ良いのか


      ■CSSの編集方法:

      ブロガーをCSSカスタマイズする方法 ← 大変具体的で判り易い
      2011年4月6日水曜日 11:53

      答弁用語:精査,分析

      枝野・内閣官房長官の「直ちに〜〜」はつとに有名であるが,最近は「十分精査して〜〜」とか「現在分析中でして」も多用されている。

      例えば,福島第一原発(1F)から半径20〜30kmへ自主退避している方々が家に戻るについて;
      • その安全性や,天候などの関係を精査して決めたいと思います。
      • IAEAにより,局所的な空間線量率や土壌での線量率が高い事を指摘されても,我が国の計測では,健康に問題になるレベルではない。さらに分析をする所存である。
      などなどである。

      このような用法を東電の記者会見でも散見するようになった。たしかフリーランス記者の上杉さんが,福島第一原発構内でのプルトニウムなどのアルファ崩壊原子核を見積もる為に,土壌サンプリングとそのアルファ線分析の結果報告をなんども要求し続けている。
       アルファ線分析:土壌をサンプリングや大気をフィルタを通して吸引サンプリングして来て,それらからプルトニウムなどの重金属成分を化学的に抽出して,その上澄みを薄いフィルムに塗布乾燥したのち,空気を除く為に真空引きして,Si半導体検出器で崩壊アルファ線のエネルギー測定をして,核種を同定することが出来る。測定するまでに手間と時間が掛かるが,結論はガンマ線分析に比較して不確実性がすくない。勿論,ベータ線分析などと,総合的に詳細な分析をするのは勿論大切であるが,現在のように,不安定な状態の原子炉を抱えてトライ&エラーに追われている場合,『精査とか分析に時間を費やす』のはサボタージュの危険性があろう。
      それに対して,東電側も始めの内は,「外部委託をすると1週間かかるので,待ってください」と言っていたのが,最近では「総合的に分析・精査してから,お出しするのでまだしばらくかかる」と言い出している。確かに此の手の分析は「細かい手違い・勘違い」が起こるので,それに対処するには,複数の場所で分析させ,付合わせる必要が在るかもしれない。でも,それには1日もあれば十分だ。あまりにも回答が遅いと,「中性子測定」の二の舞になってしまわないのか。

      でも実際のところ,アルファ線スペクトロスコピーは,解析中に大きな間違いはあまりないものだと理解している。何故ならば,測定するアルファ線(ヘリウム原子核)は荷電粒子である為に,Si半導体中のなかで,運動エネルギーをすべて検出器に渡すので,エネルギー分布(スペクトル)がシャープであり,そのエネルー値も単純な事が多いからである。

      その一方,ガンマ線スペクトロスコピーではエネルギー分布が複雑である。ガンマ線を出す核種も多ければ,放出されるガンマ線のエネルギーも多数ある。その上,ガンマ線はエネルギー値が高い電磁波(光)なので,Ge半導体検出器のなかで完全にエネルギを吸収されない部分(コンプトン散乱)がでるので,エネルギー分布 (スペクトル)が複雑となりやすい。まして,通常の原子炉の運転では「自動スペクトル分析ソフトウェア」による報告をチェックしているだけで十分だろうから,緊急時に見慣れないピークなどが,それもオーダが何桁も変わった場合,動転するだろうとおもう。しかし,この「ガンマ線スペクトルに急変したとの速報」こそ,近隣の自治体の皆さんや我々市民IAEAが望まれていることであって,「精査するから出さない」のは間違えである。

      従って,本論に戻るが,燃料棒の破損に直結するアルファ線スペクトロスコピーについては;
      • 「土壌サンプリング」や「空気中からフィルタに集塵したサンプリング」のアルファ線スペクトルは,スペクトルを添付した上で結果を即時公表すべきと考える。
      • 桁違いの結果の場合は,複数の結果の相互チェックを公表すると同時に,さらに専門の機関,放射線医学研究所,理化学研究所,原研,大学などに,それこそ「再測定・分析・精査」を願えばいいのではなかろうか。
      もはや1Fの大事故は東電とか内閣とかだけの問題でなく,日本に住む全ての住人,近隣国もさらに地球全体にすむ生物の問題なのではないでしょうか。フェアに情報の開示をするべき状態だと思います。
      2011年4月5日火曜日 15:45

      東電の説明は変質してしまった

      昼の東電の記者会見(2011−04−05 昼ごろ)を少し拝見した。

      初期の会見の頃と違って,言い方が原子力安全・保安院のスタイルに変わって来た。γ線の高分析で I134 に関するミス・アサインをしたときから心配していたのが的中した結果となった。曰く「精査中なのでしばらくお待ちください」の連呼である。もちろんの事,私も「精査」は賛成である。けれども「測定結果の速報」もこれと同程度に重要であると考えるのだが。

      同様に,サイトの土壌中の「プルトニウム:α線計測による」の測定結果が委託業者からすでに帰ってきているのではないかという質問Qに,
      • A. 現在社内で総合的に精査中なのでしばらくお待ち下さい。
      • Q. 精査というのはどのような方法で行われるのか?
      • A. 黙して語らず。
      といった具合だ。幾ら何でも,事故を起こした当事者が「その測定結果を精査してから,ジャーナリストに公表する」というのは理にかなっていないのではないか。本来なら,
      • 原子力安全・保安院が担当者を派遣して,国が東電と並行して測定し,その解析結果を市民に向けて公表するのが本来なのではなかろうか。
      • 当然のこと,ガンマ線・ベータ線・アルファ線の測定&解析も保安院がするべきなのではなかろうか?
      • 百歩譲っても,東電の測定と並行して, 原子力安全・保安院が担当者を派遣して直接サンプリングし,それを外部委託してダブル・テェックするのが正しいのでは?
      といった流れが筋ではないのか。保安院が多数の職員を抱えているのは,このような場合に備えてではなかろうか?
        〜〜〜〜
        関連ページ:Table of Isotopes
          8:13

          データの共有とアイデアの活性化

          昨日の夜に開始された「低濃度汚染水の海への放出」は,予想されていたとは言え,原子力安全・保安院執行者発表することではなかったのか? いくら緊急とは言え,東電本店の定例記者会見の社員の方が深夜にするべき事とは思えない。下手をすると法治国家の体が崩れたと言われても仕方ないのでは?

          そもそも,最大の不思議は「統合本部」 というメンバーも存在場所も明確でない会議がデータを握り締め,当然その結論が公に示される事無く,「官房長官や原子力安全・保安院とか東電本店とかの記者会見」で断片的に,しかも唐突に出て来ることだ。
          • 記者団も東電社員の追求は,実際の作業について質疑応答を明確にされる事は,従来どおりやって頂きたい。鋭い追求によって,停電側が不明瞭にしていた事や,誤りを認識出来たことも在ったからである。
          • 他方,「統合本部」への会見はもっと追求する必要があるのではなかろうか。記者団の善戦を期待する。

          特に,今日(2011-04-05 01:30頃)から,CS放送のTBSニュースバードの記者会見を途中から拝見していると,数名の記者が必死に質問し,東電側も着席しないで弁解に回るという,異常事態であった;
          • 低濃度汚染水の海への放出」が行われて言うらしいこと,
          • なにか判らなかったが1F3だけでなく1F5,6まで関係するらしいこと,
          • にも関わらず,その実行責任者すら公開出来ないらしいこと。
           今朝の新聞では「緊急時の特例」にあたるらしいが,如何にも「法律さえ整っていれば良し」とする政府の行いそうなことである。

          基本的に「データの共有」が計れていないので,事実上,「東電本店の記者会見を通してのみジャーナリストのチェックが入れられない」訳だ。このような姑息な運営をすればするほど,市民は政府の対策を信じられなく成るのが判らないのだろうか。まさに裸の王様だ。

          データの共有」がシンプルに実行さえていれば,「タービン建屋の水」などの現象位から,多くの仮説ができ,対策も浮かんだろうと思える。で駄目でも,事前の通報や対策を打てたと思う。

          何よりも気になる事は,「原子炉の状態が大丈夫」という理由の使いない仮定の下に「場当たり的な対応をする」よりも,事故後に「少しずつでも積み上がって来たデータ」を早急に整理しながら多くの視点で問題解決を探ることが効果的ではないのだろうか?

          というのも;
          • 原子炉が正常なら,精密な制御のもとに,安全かつ効率よく運転できる」が,
          • 原子炉がダメージを受けて,その挙動がブラック・ボックスである時に,少数の担当者の思い込みで作業をすすめると,大きな落とし穴に陥りやすい」のではないか。
          本来,原子力安全・保安院や原子力安全委員会は,このような非定常的な事故にたいして民間を指導する存在なのではなかろうか。

          ただ,現状の1Fは6台もの原子炉が機能不全に陥っていて,現場の操作員・作業員・監視員も現状を保持するので精一杯と思われる。このような方々に,抜本的解決方法を要求するのが間違っている。

          やはり「政府が音頭を取って,データの共有」を推進し,それを基に「実効的なアイデアを引き出す」べきではなかろうか。「放射性物質」のハンドリングは専門家の適切な助言が必要であるが,「原子炉で起こっている不具合」は,高校生ていどの理科の目で分析すれば,色々な仮説がなりたつと思う。そのようなアイデアを専門家がスクリーニングしていけば,「実効的なアイデアが出る」と思える。

          政府の指導者は,今一度,頭を柔らかくして,現状を見直して欲しい。
          2011年4月4日月曜日 21:18

          原発事故に対する政府の率直な説明が必要である!

          我々市民の多くは,「原発事故に対する政府の率直な説明」がいると思っているのではなかろうか。

          『政府や官僚の高官の方々が心配されているのは「市民は真実の説明に耐えきれない」という事だろう』と,私は推測している。

          でも,福島第一原子力発電所(1F)の現実は「奇麗ごとの説明でお茶を濁す事が出来ないギリギリに到達している」と思える。その最たる例は,東電のプレスリリース『福島第一原子力発電所からの低レベルの滞留水などの海洋放出について
          だと思う。

          これまでも東電は「ウェット・ベント」,「ドライ・ベント」などの提案を打診して来たが,記者会見で批判されて取り下げて来た。別に,これらのベントの正当性を支持する訳ではないが,この時点で「政府は市民に対して率直な説明」をするべきだったと思う。

          最早現状は『超法規的な対処』をしても,現状打破を目指すことも視野に入れて行動する必要があると感じる。それには 「政府は市民に対して率直な説明」が必須だと思う。官僚や政治家の面子は忘れるべきだ。特に政府・与党は一丸となって市民にアピールする義務が在る

          と同時に,『原子力安全・保安院の言う「東電の放射線計測の結果」に誤謬がある事が遺憾であるので,精査してから発表』という発言に頷けない。むしろ大事なのは『「放射線計測の結果に急変が起こった」という事実を,市民や世界に対して速報・公開する姿勢が優先する』ではないのか?

          「1Fの現状」は通常時の原子力産業の想定している範囲を遥かに逸脱しているのではないだろうか。これを打破するには,もっと広い分野を総動員する方が良い,ある意味,NASA方式の対応が望ましいのではないか。勿論,我々の国は世界でも有数な技術立国である。しかし,世界は広い。「事実を公開」する事によって,1Fの現状を打破する知恵を広く求めることは,世界に対して恥ずかしい事ではないと思う。

          また「1Fの事実を公開する事」は,今後の『「原子力産業に対する世界的な検証」の為に世界が共有すべき知的財産』に繋がると思える。その為にも,一部の利害得失の為に不明瞭な操作があってはならないと考えるものである。
          2011年4月3日日曜日 13:17

          現在の電力使用量と使用率




          東京電力の消費電力量ブログパーツ
          からコピーさせていただいた。

          また,東電:電力の使用状況グラフ
          を見ると,一時間毎の使用状態を実感出来る。昨日(土曜日),今日(日曜日)の振る舞いを眺めていて;
          • 夕食のピークが思った程無い。
          • 気温によって消費量が可成り変動するのに驚いた。
          • 土日の最小値は2200万kw位だが,この内訳はどれほど在るのだろうか?
            • 朝方の3〜5時代は,精々「家庭の冷蔵庫とか門灯」位しかないだろうに。
            • 意外と,大邸宅の「蓄熱」とかが大きな需要とか。
            • それとも無人向上の生産エネルギとしてしっかり使われているのだろうか。それなら,1〜8時までを無人工場の生産に向けて,16〜23時台のピークを回避出来る可能性も出て来るかも知れない。
          11:40

          茨城産の納豆が久しぶりに!

          納豆の流通が回復して来ていると思ったら,遂に「茨城産納豆」が再登場された!東北産の農作物・魚介類・たまご・肉類なども再生されることを心より期待します。


          話が逸れますが,『東北の方々は粘り強い』というイメージを持っていますが,大震災後のTV映像を見ていますと;
          • 「粘り強い」は勿論ですが,
          • 「物事に前向き」で,
          • 「楽天的な気性」だなぁ。
          と感じました。さらに今日のTVニュースで,大地震の津波被害を受けた気仙沼の自治体の職員の方が「同じ津波被害を受けて復興している利尻島」を視察にいった報道がありました。是非とも,「東北人の資質」を十分に発揮して,21世紀の東北をグランド・デザインを白紙状態から自ら引き直して戴きたいものです。ある意味;
          • 地方自治の実験場であり,
          • 東北ルネッサンスの再出発,
          • 失われた20年に苦しむ日本のモデルなのかも知れません。

           「東北人の資質」といえば,大震災で霞んでしまいましたが,「東北新幹線の青森までの開通」の報道で,「東北地方独特の工芸文化」再発見があったと思います。「雪深く,交通の便の悪さ」を逆手にとったこのような工芸文化も「世界にアピールできる財産」だといえます。
          2011年4月1日金曜日 12:33

          政府はのんびり過ぎないか?

          このところ福島原発事故に対して外国勢の支援表明が次々と起こっているが,ヒョットして我が国の政府の対応の遅さに焦れているのではなかろうか。

          今の福島原発群は小康状態を保っているとしても,本当に脆い状態なのは事実である。たとえば,「突風が吹いただけでも何が起こるか?」と考えて見ればよい。廃炉がどうのこうのといった抽象議よりも,現在の小康状態に感謝して,如何にして当面起こりそうな事象に対する実効的な対策を考え・準備するかが緊急の課題ではないか。

          その為には,これまで教科書の上でしか知らなかったような未知事故についてのハンドリングで余裕の無い東電の担当者に対策を考えさせるのは無理ではないだろうか。東電は全力を投じて「天啓とも言うべき小康状態を如何に保つか」「事実を包み隠さず記録し,間違いを見つけたら即報告する」に専心するのが現在の責務である。後者については「会見での記者団の鋭い突っ込み」も重要な役割を果たしていると感じる。

          幸い,TVなどで原子力関係の研究者の言では「現状は一般人が恐れる様に危険が大きい訳でない」らしいから,経産省あたりが音頭をとって,原発から25km程にある公会堂などで,公開のシンポジウムを開き,我が国は勿論,広く世界の識者や意見をもつ者を招聘して,アイデアを戦わせるのは如何だろうか。当然,ブロードバンドにより,会議のインターネット放送により,世界各国とも双方向でリンクするのは当たり前だ。

          当然,政府・原子力委員会・東電の構成する「統合会議」が,上記のシンポジウムの論議の良い所は早急に取り込むようにする事は自由であろう。