他方,ジャーナリストの努力の結果,徐々に闇に隠されていた事実が露呈して来ている。結論的にいえば,東電や経産省などの当事者は,現在までに事実に基づいた判断をして来ていないように思われる。むしろ,データ隠蔽を良い事に,甘い判断をし,其の結果,近隣住民どころか全国民に対する危険度を上げる様な事(水棺計画)すら行っている。
一般に「原子力発電の運行」には「高度な知見」がいるでしょうが,それはあくまでも,安定的な通常運転の場合に限られているのではなかろうか。むしろ,事故発生した後は,逆に「東電の社員としてコスト意識や風評意識の強い人々」は現実を冷静に受け止めて,正しく判断出来るのだろうか?,と思っていた。
ここ数日の間に起こった出来事から,最早「東電本店や保安院」の専門家のヒトビトには頭を冷やしに現地を視察・応援に回っていただいて,「原子力発電の素人である技術集団」を公開会場に招致して「調査・分析・提案のタスクフォース」を新設したらどうだろう。
- 人材は広く他薦・自薦を含め募集する。
- 原子炉事故の対策は非専門家こそが冷静に考えられるのではないか?
公開会場としては「東電本店にある光回線設備にパラレルにした光回線」がひつようだろう。
- たしか文科省に原子力災害にそなえた会議施設があったような気がする。それが駄目なら,内閣府の中にでも至急に容易できる筈だ。
なにもせずにいても,梅雨とか台風は来るし,余震の確率も高まるばかりだ。
それにしても未だ,原子炉建屋内の高放射線量の瓦礫における「放射線核種同定」「質量分析計による測定」などの結果が公表されないのはどうしてか?
0 件のコメント:
コメントを投稿