図1 一面トップ:「高放射線情報 公表せず」 |
情報の詳細は第3面にある。当方のスキャナはA4なので分割して図2a,bとして示す。
図2a 三面:内部情報 |
図2b 三面:内部情報 |
私が重要と思うのは「図2aに付けた赤い矢印部分」の記述である;
- 03-11 23:14 1F_号 二重扉内部300mSv/hのガスが充満の可能性あり。蒸気がどこからか出ている可能性
- 03-12 00:12 1F 1号【機】 D/W600kPa(設計圧400kPa) ベントが必要となる可能性ある
なお,上記の運行ログをかかれた方は,重大な現象を冷静に観察し,記入されている。技術者として敬意を払われるべきだろう。逆に,この情報は光回線経由で東電本店や保安院は情報共有をしていた筈である。このホットな情報を自治体網を通して,近隣住民や国民に正しく説明するのが東電本店や保安院の責務ではなかったのか。
また何度も同じ事を書くようだが,原子炉事故は目に見えないばかりか,現在も進行中である。今後の展開を明確にするためにも,現状の把握は「辛くても,平並行して実施しなければならない」。
本来,国会で技術面も含めて丁寧な論議が望まれるが,TV中継を見ていても,政治家の諸氏はあまりにも「表面的・感情的な愚痴」に終わっていて,論議の意味が無いように見える。
市民に対して公開された「原子炉事故調査委員会」を即刻に招集し,明快な「調査権限」を与えるべきだろう。その際,東電・公務員に対しては「事実に基づいた証言」を得る為に「その証言についての訴追は免除する」という条項と,「内部情報提供者に対する身分と安全の保証」を明記するべきだと思う
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