注意:此の記事は,2011-05-12 17時ころのTVニュースを元に書きました。その後,Googleの運用(Blogger) が不調となり,此の記事の前後に書き込まれた記事はアクセスが出来なく成りました。復旧したので,記事の修正とラベルの修正をしたところ,本来のタイム・スタンプ「2011-05-12 18:30頃」が「2011-05-14」 と変わってしまいました。この記事の順番が変わっているのは,このような事情によります。
少し前のTVニュースで,原子炉容器内の水位を計ると,炉心全体が水にふれていない可能性があるような話だった。すなわち;
- 原子炉容器にも,格納容器にも漏洩があり,
- 原子炉圧力容器に注水しても,燃料溶融体を冷却すると同時に,
- 核分裂生成物を格納容器の外にから水が漏洩する可能性が高い。
ということだ。このような理解が間違っていれば有り難いが...。
其の説明の東電担当者は淡々と説明しており,それでも燃料棒全体が溶融して落ちている状態(原子炉圧力容器の底に溜まっている:TMIとほぼ同じ)のだと言われていた。
でも,素人目には,どうしてこのような楽観的な説明になるのか理解に苦しむ。もはや,水棺といった方法すら通用しない状態に入っているのではなかろうか。
- 原子炉圧力容器ないしは配管のどこかで漏れているかにもよるが,
- 「水棺」=格納容器の内部に水を入れると,それ全体に核分裂生成物の溶解成分が格納容器内部に拡散し,
- 格納容器から外部に向けた信号のハーマチック・シールが破損でもすれば,あっと言う間に原子炉建屋経由で外界に拡散する可能性が高いのではなかろうか。
- やはり,「ドライな処方」を模索する価値があるのでは?
恐らく,国会で説明されたIAEAの専門官の方は,此の事態を想定して発言されていたのではなかろうか。それにしても,「東電・政府の統合会議」の不透明性は度を超えていると思う。
- 日本だけでなく,世界の知識を有する人々に,現状を公開し,
- 多角的な観点から対応策を集中論議し,
- 可能な対策を進めるべきだ。
- いっその事,原子炉の問題は「IAEA」に全てを委ねるのも考慮するべきだ。
報道陣は排水の陣で事で,真実に邁進して欲しい:
- 我が国のは勿論,世界の人々に真実を伝えて欲しい。
- 意見のある人々から意見を吸い上げて欲しいぞ!
- 報道陣が連携して世界規模のフォーラムを起こすのも一法ではないのか?
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