- 願わくば,M8クラスの余震が来ない事を切に祈る。
対する原発災害は,ようやく歩を進める第一歩が見つかり出したところだ;
- 「高濃度放射性物質を含む水」の玉突き処理
- 「高濃度放射性物質を含む復水器の水,溜まり水やトレンチの水」を処理する為に,これまでの「低度放射性物質を含む保管水」を超法規的に海に放出が終わりつつある。ここに「高濃度放射性物質を含む水」を一時保持する確認・修理に入れる。
- 静岡のレジャー施設にあったメガフロートを緊急借用し,点検修理に入る。
- ロシアの原潜解体での「高濃度放射性物質を含む水の処理船」を借用の為に廻船に入った模様。
- 1F2のピットからの 「高濃度放射性物質を含む水」の海への垂れ流し
- 水ガラスによる仮止め成功。
- いつ他から出るかは不明。
- 1F1格納容器に窒素ガス注入
- 高濃度放射性物質による水の分解が進み,再度「水素濃度上昇」により水素爆発をするのを防ぐそうな。
- 私個人としては,上の説明に合点が行かない。やはりもう少し,市民の理解を得られるための努力が必要では?
- このような影響の大きな操作をなぜ,夜間から始めるのか?
- なにか予期せぬ事が起こったときの対処は「陽の下で行う」 のがてっそくだろう。
- こういう変則的な動作が多いので,市民や報道から信用されなくなる。諸外国の目もどうようだろう。
- 外交的配慮をするべき「外務省が何をしているのだろうか」「官邸はどのような指示をしてきているのか」
- 1F1が巧くいった場合に心配なのは,1F2に対する場合,サプレッション・チャンバの損傷の影響を配慮した注入がいると思うが,どうなのだろうか?
- 近隣住民の健康についての政府の責任
- 京大・広大のセシウム137の測定結果や分析が出た模様。
- さらに,1Fの周辺から50km程の広い領域に多数モニタリング・ポイントを設置し,継続的な線量率・核種分析(ガンマ線,アルファ線)をさらに充実。
- 安全が確保できた場所に対して,住民の一時帰宅の準備をするべきだ
- 防護服・線量計・無線機器
- マイクロバス
- 官房長官の避難状態の政治的決断の先送り
- 首相の市民にたいする大枠説明の回避
- フランスの放射能処理専門会社への唐突な契約
- 計画停電にたいする政府の考え方の説明の欠如
- 現政府は「原発災害」に有効な対処をしているようには見えない。
- 一方,野党自民党に替えても改善の余地はなかろう。
- 共通しているのは「官僚の組織的防衛能力を乗り越えられていない」からだろう。
- 「官邸と霞ヶ関とが連合体」となって,方策提案をし
- 「官民をあわせた検討会議」が実行案を具体化し,
- 「必要な法案」を国会で緊急に策定し,時間がなければ,超法規的に実行を許可する。
- 東電や電力各社は,実行にあたる人材を融通する。場合によれば,我が国の他の電力の原発の半分を停止し,その運行要員の半分を1Fの緊急策の実行に当てる。
- 緊急策の実施には「自衛隊のABC作戦要員」の参加も許す。
「官邸と霞ヶ関とが連合体」が機能するには;
- 管首相の誠意ある指導の基に「1Fプロジェクト・チーム」を立ち上げて,
- 決定事項は「明確に公開して」,国の内外に深い理解を求め,
- 放射線量等の測定値を「速報値として公開し」,「詳細値は判り次第,訂正・修正を公開する」
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