このところNHKのTV番組は惚けている感じが強いのであまり見ない。今日は久々のプールに行って疲労したので,夕食後,久々にNHKを拝見して興味深い番組をみた。
底の浅い批判番組を連発するよりも,現在の我が国の問題点に直結する様な番組をしっかり報道して行くのが,NHKに課せられた責務なのだという事を,今更ながらに感じた。
■ 一つ目:「NHK ETV さかのぼり日本史」22:00〜22:25
■二つ目:「NHK BS 世界のドキュメンタリ」00:00〜00:45
■■チェルノブイリ事故25年:被爆の森はいま
ーーーー
このポストの履歴
底の浅い批判番組を連発するよりも,現在の我が国の問題点に直結する様な番組をしっかり報道して行くのが,NHKに課せられた責務なのだという事を,今更ながらに感じた。
■ 一つ目:「NHK ETV さかのぼり日本史」22:00〜22:25
- 途中から拝見したが,「行政」の歪な構造は,伊藤博文がドイツ視察時に;
- 議会の必要以上の強い力により行政の執行が阻害されるという経験から
- 内閣と官僚に多くの権力を付与した;
- 天皇による「勅令」という方法で,議会と並行した「権力」を得た。
- 実際の「勅令」は,官僚が立案するので,段々と「官僚の議会・国民の軽視」の土壌を
- 議会の起案も官僚によるものが8割ほどだった。
- まさに,現在,我々の見る「国会中継の無意味な論戦」の大元が,上記の様な「カラクリ」にその源があるのだと判る。
- 現在のジャーナリストは一丸となって,
- 「斯様な官僚王国を突き崩す為の論陣を張る」べきではないのか。
- 「政権保持者の良い所は評価」して,「政権保持者の悪い所は厳しく追及」し,
- 政権や議会がアイデアが無い所は,世界中の国々から「対処法」をかき集めて,「市民に向けて説明」するべきだろう。
- 言うならば,「勅令」に対向する「市民の正しい理解形成」→「議会・政権の正しい運用」こそが現在の日本に欠けているのではないか。
- この「大震災からの復興」を正しく(少なくとも世界に負けぬ程に)推進するには,帝国憲法以来の悪しき構造を突き崩すしかないのではなかろうか。
■二つ目:「NHK BS 世界のドキュメンタリ」00:00〜00:45
■■チェルノブイリ事故25年:被爆の森はいま
- これは一つの観点からのドキュメンタリとしてみれば興味深い。
- と同時に,必ずしも説明が十分でなく,端折り過ぎだ。
- 数回に分けたとしても,一般市民が明確に理解出来る解説をNHK自らが作るべきだろう。
- 反対意見なども,同様にNHK自らが作るか,紹介するベキだろう。
ーーーー
このポストの履歴
- 開始 2011-07-06 (水) 02:20
0 件のコメント:
コメントを投稿