2011年6月8日水曜日 12:42

IAEA閣僚級会合に対する暫定報告書

2011-06-08付け・朝日新聞・朝刊によると,
20日に開催予定のIAEA閣僚級会合に向けて,政府の原子力災害対策本部は7日に,国際原子力機関(IAEA)に報告した。
報告の中身は,大別して3つ;
  1. 設備の不備:電源や機器類不十分
  2. 体制の不備:責任の所在あいまい
  3. 対応の不備:住民への説明が不足
とのことだそうだ。

これらの共通項は,「情報の隠蔽」では無かろうか。昔は;
  • 一部のエリート軍団が「情報を隠蔽」したうえで,効率の良い政策実現にむけて官僚を制御し,国民を統制したのである。
  • 今は,一般市民に対して「情報を隠蔽」しても,其の保持が不可能に成っている。にも拘らず,永田町・霞ヶ関の論理で,都合の良い問題先延ばしで,事故を悪化させたのである。
こう考えると,
  • 「永田町から見た原子力村の改革」は無理ではないか。
  • まさに,これが怖いから「自民党」と「旧自民党系の民主党」とが管おろしに奮闘しているのだろう。
  • 「静かな市民革命」でも起こさないと,「情報公開社会」が育たないのだろう。
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  1. 開始 2011-06-08 12:42

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