東電・福島原発事故,中部電力・浜岡原発運転延期などによって,「再生可能エネルギー」への願望が高まっている。でも,これまで「軽水炉型原発」を取り入れて来たように,我が国は資源が乏しく,炭酸ガス抑制の約束も守れない訳であって,中期的には「原発」依存率を下げる事は不可能ではないのか。
仮に「再生可能エネルギー」へのシフトが可能としても,これまでの「軽水炉型原発」で使われて来ている「ウラン・プルトニウム」などの核燃料の処理から我が国は足を洗えないのではないか。
むしろ,原発が悪いのではなくて;
- 危険要素が高い「軽水型原発」から,
- フェイル・セーフな「溶融塩型原発」 にシフトして,
- 「ウラン・プルトニウム」の処理をしつつ,
- 「再生可能エネルギー」の立ち上がりを待つ。
- 実験炉はお台場に!
- → 東京でも地産地消。
- 当然,監督官庁は地方自治体。→ 地産自治
- 送電線網は緊急時対策に出来る。
- 送電効率向上:200V,100Hzとか。
- 夜間には水の電気分解。→ 水素燃料を自動車に: 地産地消。
- 化石燃料系の輸入量の大幅削減。
- 発展途上国のエネルギー供給。
- 開発は国連中心にして,技術の透明性を確保:
- でも,テロには利用出来ないので安心。
- 実際の開発拠点は,核融合科学研究所(プラズマ研究はロシアに移管)し,IAEAの主導に委ねる。
取り急ぎ,本書のご紹介まで。
書誌事項:
- 書名:原発安全革命
- 著者:古川 和男
- 出版:文芸春秋
- ISBN: 978-4-16-660806-5
読み終わったら,読後の感想を書きたいと思います。
ーーーー
このポストの履歴
- 2011-06-07 開始
0 件のコメント:
コメントを投稿