気にはなっていたが忙しくて、調べる暇もなかった。
先ほど、時間が取れたので検索すると;
- http://radioactivity.mext.go.jp/ja/
- 放射線量等分布マップ等
- 放射線量等分布マップ:
という判りにくい所に;
- 「5600_0930.pdf:
- 文部科学省による、プルトニウム、ストロンウムの核種分析の結について
この手の放射化分析が容易でなさそうなのは、ある程度想像がつくが、幾らなんでも6月にサンプリングがされたのに、発表までに3ヶ月もかかるのだろうか。
以前調べたときにしったのだが、放射線量の測定だけでなく、質量分析法を用いれば、「放射化」したり、「アルファ線測定の為の試料準備」といった時間がかかる行程ながしに高速にデータを得る事ができるはずである。
所が、単純に線量比較からだけで、
- セシウム 134、137 の 50 年間積算実効線量に比べて、プルトニウムや放射性ストロンチ ウムの 50 年間積算実効線量は非常に小さいことから、今後の被ばく線量評価や除染対策 においては、セシウム 134、137 の沈着量に着目していくことが適切であると考える。
というような結論がでるだけでは、正しい評価といえるのだろうか。
むしろ、「プルトニウム」のような大きな質量の生成物が、40km圏まで飛散していることである。従って、本来は原子燃料の主要成分であるU238の分布マップも同時に測定することが必要ではないのか。
今からでも遅くないから、放射化にしたサンプルの質量分析をして、安定原子、U238の飛散マップを作るのは、今回の原子炉事故の解析の上でも重要な作業と思われる。
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- 開始 2011-10-24 (月) 18:17
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