2011年10月1日土曜日 2:01

参議院・予算委員会の論議

先日、2011-09-29(木)のテレビで、参議院・予算委員会において民主党の風直樹さんの質疑があり拝見した。途中からお聞きし、後半に電話が入り、すべては聴き逃したものの、丁寧な論議であった。この位の論議は野党であってもしてほしいものだ。論議は多岐に渡っていた;
  • 原子力安全委員会の事故直後から、現在までの活動について同委員長の班目さんと
    • 原子力安全委員会は現在の法律でも、もっと積極的に動けたのではないか?
    • 国民に対する説明が不足しすぎている
    • これらに対して原子力安全委員会委員長の説明は形式論に終わっていた。
      • 事ここに至って、未だ説明責任が果たせないのはなぜだろうか?
      • 研究者としての資質と誠意が問われているのではないか。
  • 来年に新設の原子力安全庁について原子力事故担当大臣の細野豪志と論議
    • こら辺は、細野さんが論議を伏せている感じがたかいようだ。
    • 民主党の悪い癖として、政府に入ると、ジワジワと省庁からの圧力に屈するようだ。
    • これに対抗するのは、国会での論戦と、それによる国民の高い理解ではないのか。
  • 東電LiveCameraの存在
    • 停電になるまでの映像は、地震波による純粋な破壊が直接的に検証できる第一級の資料である。
    • 広く国民に開示し、原子力事故調査委員会で検討するべきだ。
  • 以下、電話の為に聞けなかった。
 風間さんの論議は、与党からの質問のために甘い部分があると感じるが、大変に筋の通った論議だとおもう。本来、みんなの党、社民党、共産党などが突くべき質問だとおもう。

風間さんの略歴を拝見すると「法律」が専門との事だが、丁寧に事実を調べ、対抗策を考えるという意味で、政治家として正道をいっているとおもう。このような人物を核にして、民主党内部で論議を尽くし、その結果を国会で論づるベキではないのか。

野党も、いい加減、な突き上げをやめて、実のある論議をしてほしい。国会議員のなかで実質的な論議のできる人は一桁もいないのではないか。

また、原子力安全委員会、原子力安全保安院などのお役人の国民に対する説明責任は国会で丁寧に論議するべきであろう。

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  1. 開始 2011-10-01 (土) 02:01

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